書店新風会はこんな活動をしています
地方読者のために、書店機能の充実をめざしています
書店新風会はまだ出版物の供給態勢が未整備だった1958(昭和33)年、全国の有力書店が集まり、業界に新風ををモットーに書店新風会を結成しました。
平成16年現在、会員書店法人は46社、それぞれ多くのチェーン店をもつ大型書店の連合体です。
会長、副会長、理事役員のもとに、次のような委員会で組織されています。
総務委員会 |
総会・例会の運営、会則変更、会員慶弔 |
会報委員会 |
会報発行、情報収集、広報 |
親睦委員会 |
会員相互、業界との親睦 |
研究委員会 |
書店経営研究、研修会、情報交換 |
事業委員会 |
商品斡旋、共同販売 |
会の運営は、次のように行われています。
月例会 |
会員は隔月に全国から東京に集まり開催します。
また年1回は一泊例会として、出版社と交流、研究会を実施します。 |
役員会 |
毎月、東京で開催します。 |
中央総会 |
毎年1月、東京で定期総会が開催されます。 |
地方総会 |
年1回、会員店を中心に地方総会を開催し、取次会社、出版社と懇親を深めるとともに地元商圏の経済調査や会員店の臨店診断の研究をします。 |
ブロック会 |
毎年7月に全国9ブロックごとに研究会が開催されています。 |
その活動は月刊の機関誌『新風』(会員制)に報告されます。
『新風』 の誌齢は500号を越え、書店経営研究、読者奉仕活動、出版トップとの対談、新風会読書調査「わたしの読書白書」など、会員、出版業界人の寄稿により、親睦を深め、情報を交換し遠隔地会員間の相互理解と勉強 の場として重要な役割をはたしています。
新風会の活動には次のようなものがあります。
書店新風賞 |
30年をこえる歴史ある書店発のユニークな賞。
書店の売り場を活性化した出版物、出版社、個人を表彰しています。 ≪受賞作一覧≫ |
親睦と研究 |
例会、総会を中心に会員相互の親睦を深め、書店経営、販売技術の向上をめざし、読者動向などについて活発な情報交換によって、最新の読者奉仕活動を全国に普及します。 |
共同販売活動 |
意義ある出版物について、会の組織をあげて共同拡販します。 |
読書調査 |
新風会版読書調査「わたしの読書白書」シリーズは適宜、全国会員店店頭で来店読者を対象に調査し発表しています。 |
臨店診断 |
地方総会開催にあたり、全国会員店商圏の経済環境を視察し、会員店の活動を実地調査研究し、レベルアップをはかっています。 |
出版活動 |
新風会の出版物「ロングセラー目録」(年刊)をはじめ、会員書店の出版活動を支援し、また郷土関連出版物の販売普及に努力しています。 |
出版シンポジウム |
出版社、取次会社、図書館、電子産業各社などと合同の研究会、シンポジウムを開催しています。 |
文化イベントへの参画 |
各地で開催される行政・民間主催の文化イベントに積極参加し、読書推進活動など読者との交流につとめています。 |
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